こんにちは、今日の女川は曇り空ですが風もなく穏やかです。
外で軽い作業をしていたら若干汗ばむ陽気です。
商店街には今日も、多くのお客様にお越し頂いております。
視察のお客さまや、観光でいらした方でしょうか、お昼には食堂の前に並んでいました。
交流館前の敷地では工事が進んでいます。こちらは、「(仮称)物産センター」が出来る場所です。
女川で水揚げ・製造された水産物・加工品の販売、その場で海の幸を味わえるお店など、
様々な店舗が入居する予定です。
今週は震災から5年目、3月11日を迎えます。
あの日も同じ金曜日でした。様々な形で被災地を取り上げたニュースや特集が組まれ、放送されます。
女川は、まだまだ復興途上です。
震災直後の山積みの瓦礫の風景から、現在の街並みを想像すら出来ませんでした。
土ぼこりとの対決は現在も続いています。仮設住宅で暮らす人々は大勢います。
しかし、女川駅前の商店街は少しずつですがお店が増えてきています。
女川港も敷地が完成し工場も再開し、水産業もかつての勢いに戻りつつあります。
今後、商店街が活気にあふれ、魚市場の水揚げを知らせるサイレンが鳴り響き、
魚を運搬するトラックが走り、子供たちが家から「 普通に 」歩いて学校に通える街。
そんな、普通の生活風景が待ち遠しいです。
text:遠藤 達彦